原因の兆候と運命の分かれ道

生きている中で、痛み、病気、事故、災害、失恋、会社の倒産、リストラなど、出来れば経験したくないようなことが、色々とありますが、全ては突然のように思えても、100%突然にやって来るものではないです。

たとえば死ぬ時にしても、私は未だ確認したことはありませんが、三日前には体のある部分に硬結が出るそうで、それが出たのであれば、何をやってもダメだそうです。

なんだか北斗の拳みたいな感じですね。

それはさておき、必ず何らかの兆候が出ていて、そのサインに気づけずにいると、自分としては、突然降りかかって来たかのように感じてしまう。


 

高橋ジョージさんが離婚されましたが、本人は突然のことで、驚かれたようですが、どっちがいいとか悪いとかの話は別にして、必ずその兆候は出ていたはずなので、突然のように思えても、そのサインを見過ごしてしまっていただけに過ぎないと思います。

恋愛なんて言うのは、そんなものですよね。

また同じように、恋愛でなくても、自分では上手く行っていると思っていたけど、実は違った、突然何かが起きた、何てこともあるでしょう。

それも厳密には突然ではなく、サインを無視した、見過ごしてきたに過ぎない。

ちなみに、こんなこと言っていいのか分かりませんけど、三船美佳さんは、直ぐではないかもしれませんが、またその内、離婚されるんじゃないかと思っています。

 

久しぶりに、知っている人が少ないであろう銀河英雄伝説ネタですが、最近youtubeで見たいなと思って見たのですが、もう削除されちゃってて、見れなくなっている。

ガチョーン。

以前は削除されても、毎回誰かが上げて見れましたが、新しい銀河英雄伝説が放送されてから、削除されるようになったのでしょうか。

私は割りと何度も見てるので、見れないならdvd買おうか迷ってしまう。

 

新しい銀河英雄伝説は、宇宙船とか映像がかっこよくなっているものの、絵が今風に変わって、声優も変わった。

前の銀河英雄伝説の良かった所は、内容もそうなんだけど、凄い声優たちが勢ぞろいしていた所で、戦いとかが興味ない人も、意味も分からずにただ聞いていても、楽しめたのではないかと思う。

その声優たちが皆変わり、今風な絵が食わず嫌いでまだ見ていない。

キャプテン翼も聖闘士星矢も、新しいのは見る気がしないんです。

 

これが旧銀河英雄伝説。

旧銀河英雄伝説
制服とかダサいんですけど、慣れもあると思いますが、アナログ的な感じで好きですね。一番上の黒髪、ロイエンタールも強烈な個性があっていい。

 

こっちが新しい奴。

新銀河英雄伝説
今風でしょ?見てないからかもしれないけど、皆同じように見えちゃう。色も薄いし。笑

 

銀河英雄伝説というのは、昔BSでやっていたのですが、金髪の天才ラインハルトと、その幼馴染で、これまた頭の切れる心優しいキルヒアイスとが、ライバルである天才ヤンウェンリーと戦い、敵を倒して、宇宙を制覇することを目指すお話。

しかしラインハルトの心の支えであり、右腕であるキルヒアイスが、ラインハルトが襲撃された際に、身を挺して絶命してしまう。

今日はこれについて、話してみようと思います。

 

金髪のラインハルトにとって、この最も大きな事件は、突然起きたようでも、その兆候なるものは出ていた。

その大きな原因となった一つが、ヴェスターラントの200万人の民衆を見殺しにするという、オーベルシュタインの進言を受け入れたことにあるでしょう。

厳密に言えば、案を受け入れたのではなく、「決定はギリギリまで待つ」と判断を曖昧にしたことで、結果的にオーベルシュタインに担がれ、阻止する機会を逸してしまったのですけどね。

見ても分かんないか。笑 それとこの動画はちょっと省略されています。

これがあってから、幼馴染であるキルヒアイスとの関係が少しギクシャクし、その反面、参謀のオーベルシュタインが力を増して、今まではキルヒアイスだけが、銃の携帯を許されていた権利を取られ、襲撃に遭った際、対処が出来ず絶命するのです。

 

そうした話はともかく、作者にしても、突然死ぬのは変だと思って、何らかの前振りを用意したのでしょう。そうすると流れに違和感がない。

違和感がないとすれば、それはアニメの話だけではなく、現実世界にも同じことが起こっているということでもある。

 

少し話が違うかもしれませんが、「タッチ」のカッちゃんが死ぬのも、「蒼き伝説シュート!」で、久保嘉晴が死ぬのもある意味自然な流れでしたね。

だって直ぐ側に天才がいたら、マンガで主人公が成り立たないでしょ?笑

 

ラインハルトにとって、判断に迷い、曖昧にしてしまったことが、大きな運命の分かれ道となりましたが、同じように生きている中で、自分では気づいていなくても、いくつかの運命の大きな分かれ道のようなものに出くわす。

その時にいい選択を取ったのであれば、運気は好転し、大きな成功を手にしますが、逆の選択をしたのであれば、その時に既に未来が決定され、取り返しがつかなくなったりもする。

 

普通に生きて行く分には、運命の分かれ道など、さほど気にすることでもないのかもしれませんが、病気になったり、事故に遭ったり、仕事が上手く行かなくなったりなどのことは、割りとある事ですからね。

最近であれば、災害の話などしましたが、事件、事故に巻き込まれるということも、全くないとは言えない。

旭川でも、最近死亡事故が相次いで起こっていましたね。

女性であれば、運みたいのを気にする人は多いですが、普通に生きて行くだけでも、ある程度大きな問題になって来るし、これがましてやプロを目指します、世界を目指します、なんて言う人は、一つの選択ミスが、命取りになる。

(事故とかにある方が命取りかな?)

 

十年くらい前に、ある女性に久しぶりに会って、その時旦那さんに初めて会って少し話したのですが、その旦那さんは、札幌にある高校か中学の野球部の監督をしているとのことだった。

それで教え子の卒業生がトレーナーの勉強していて、その子が以前トレーニングメニューを作ってくれたので、それをやっているらしいのですが、それを自分は凄いことをやっているみたいな感じで、自慢げだった。

「え?」と思いましたけどね。

 

トレーナーが今来ていて、トレーニングメニューを作って教えてくれている、というのならまだ分かるのだけど、前に作ったものをやっているんですからね。

スポーツのことなど何も知らない人だって、トレーニングは、今のチームや選手に合せたものをやるべきだ、ということぐらい、分かるんじゃないでしょうか。

また、トレーニングというのは、ただメニューをこなすだけではなく、フォームなど、やり方、取り組み方も重要になってくるし、個人によっても、状態によっても、その都度変えて行かなければならない。

だからトレーナーの存在が必要となる。

 

そうしたことも何もなく、またトレーナーではなく、トレーナーの卵が作った、トレーニングメニューをやっているのだから、

だったら、雑誌などでプロが作ったメニュー、もしくは全国の強豪チームがやっているトレーニングメニューが、載っていたりするので、それをやる方が、まだマシなんじゃないでしょうか?

 

てんでやっていることが違うのに、それを自信満々に思っているから、

「この人は余程頭悪いのかな。こんな旦那が良かったんだろうか。」

などと、女性の方は凄いいい人なだけに、余計なことを考えてしまった。

 

それで、2年くらい前か、その時以来、また久しぶりにその女性に会った。

話を聞くと、子供はサッカーをやっていたんだけど、高校か大学で手術をすることになり、サッカーが出来なくなったのだそうです。

それを聞いた時、その旦那のことを思い出したのです。

 

もしあの時に謙虚な気持ちで、私に聞いておけば、もしかしたら手術することもなく、サッカーも辞めずに済んだかもしれない。

何度も言うように、自信を持つことなど、真実とはまるで関係ない訳で、そのプライドから人の話が聞けなくなり、大きな間違いを犯す原因となる。

私としてはこうした存在が、いいデータを提供してくれ、またいかに謙虚になる事が大事なのか、人の話を聞くことが大事なのかを、教えてくれる有難い存在ですが、大体の人は、間違いをしたくないと考えるでしょう。

であるなら、自分がそうならないために、そうした歴史、失敗からよく学べばいい。

 

それとまさか10年も前に、子供がサッカーで手術して辞めることが決まっていたなどと、本人は思っていないのでしょうが、

私は今までのデータから照らし合わせて考えると、あの時から、子供が手術する方向へと進んでいて、あの時が一つの運命の分かれ道だったと、思えてならないのです。

 

しかしこの人に限らず、運命の分かれ道が来たなどと言うのは、そう簡単に分かるものではない。

何十年と生きているのであれば、何度かは必ず経験しているはずですが、「記憶にございません」の人も、多いと思います。

逆に成功する人というのは、そうしたチャンスを絶対に逃さない。

 

それが分かる、大きなチャンスを掴むためには、日々の生活の積み重ね、地道な努力の積み重ねしかないですが、急に大きなものを掴もうと思ったって、早々できることではない。

しかし上手く行っていない人程、人生一発逆転のようなものを目指して、余計に失敗する。

そうではなく、大きなものは、小さなものの積み重ねの延長にあり、普段から小さいものを大事にする、微調整すると言うことを行っていれば、大きなものを手にすることは自然なことであり、それをしない人が、そこだけを真似て、大きなものを手にしようとすると、必ずと言っていい程、失敗する。

 

私の話を聞かなかった人も、普段から人の話を聞かない、自分は凄いと自信を持っているというのがあったはずで、大きな選択、分かれ道に出くわした時も、その延長で選択をしてしまい、未来、運命を決定づけてしまった。

そういうのを考えると、武道に限らず、結局基本が全て、基本が大事だと言うことに戻ってくる。

プロになるかならないかなど、肉体的な才能とか、テクニック的なこととか考えたりしますが、そういう問題ではなく、基本が出来ているかどうかが、大きな違いです。

 

あなたが運命の分かれ道が分かるタイプであれば、別にいいのですが、もしそうでないのであれば、自分では上手く行っているようでも、そうではない選択を過去にし、そのレールを進んでいる所かもしれない。

大きなものを特別求めていないのであれば、大きな病気などしない様に、気を付けていればいいですが、大きなものを求めているという人であれば、もしかしたら急いで電車乗り換えたりしないと、もう間に合わない状態に来ているかもしれない。

 

しかしだからと言って、焦る事はない。

電車に間違えて乗って、焦ったとしてもどうしようもないので、冷静になって落ち着いて、最速で行けるよう行動し、また間違えた分、遅くなった分を挽回することを考えることが大事で、それ以外にはないでしょう。

 

とは言っても、大体の人はそこまでの世界を目指しているのではないので、人生いろいろ、間違いを繰り返しながら、ゆっくりやって行けばいいですね。

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