腰痛になれば、まずは病院に行く人がほとんどだと思います。
しかし腰痛で病院に行っても、腰痛が治ることはありません。
私自身の経験から言っても、色々な病院に行きましたが、
腰痛が治ることはありませんでした。
腰痛で病院に行っても、病院でやることと言えば、
レントゲンを撮って、骨に異常がなければ湿布をくれる。
それでも治らなければ、飲み薬をくれたり、注射をされたり、
電気治療を受けたり、牽引を受けたりするぐらいなものです。
もちろん痛みどめの薬というのは、
症状を誤魔化すだけで、腰痛を治すものではありません。
また電気治療や牽引を受けても腰痛は治りませんし、
牽引は余計に悪くなることもあります。
病院での治療はこうしたものですが、それで治らなければ、
「後は一生付き合っていくしかないね」などと言われたりもする。
これが腰痛治療の現状なのです。
もし今まで腰痛になったことがなく、病院に行って、
「骨には異常ありませんね。
湿布を出しておきますから様子を見て下さい。」
と言われれば、
「そうなんだ。よかった。」
と安心するかもしれません。
しかし、それはあなただけに、そう言ったのではなく、
実は他の人にも、全て同じようなことを言っています。
これは自分自身が慢性的な腰痛になり、
色々な病院に行ってみれば、よくわかります。
また介護の方などは、
定期的に病院で、腰痛検査を受けていたりもしますが、
病院で言われることと言えば、
「まだ大丈夫ですね」、「もう少し様子を見て下さい」、
「無理しないで下さい」、「気を付けて下さい」、
といったことばかりで、腰痛持ちの人でも、
腰痛を治す方法は、全く教えて貰えないそうです。
中にはがん、胆石、脊椎カリエスなどの病気で腰痛になることもあるので、
病院に行った方がいいことも、ない訳ではありませんが、
問題なのは、病院に行くことで、
逆に慢性的な腰痛になってしまったり、
する必要のない手術を受けてしまったり、
酷い場合は、その後遺症に一生悩まされることもあることです。
慢性的な腰痛になるというのは、
大抵の場合何もしなければ1,2週間で痛みがなくなるのですが、
病は気からと言うように、
病院に行って歪んだ腰のレントゲン写真を見たり、
医者の言葉によって、ショックを受けて、
精神に問題が起きてしまう。
それによって腰痛が慢性化してしまうのです。
(気持ちは想像されている以上に、身体に大きな影響を与えます。)
また中々治らない時とか、痺れがある場合に
手術を選択されることが多いですが、
腰痛で手術が必要なケースはほとんどありません。
痺れがあっても、ヘルニアがあってもです。
手術をすることによって、
腰痛が改善されることがありますが、
それは手術によって、
体の問題が改善されたのではなく、
入院をしたことにより、原因となっていた
忙しい仕事や生活から解放されたことや、
手術をやって貰ったことによる安心感
(プラシーボ効果)によるものです。
プラシーボが効かなかった人だと、手術後も腰痛は出てきて、
そうすると手術は全くやる意味がなかったことになり、
決して手術をしたから腰痛が必ず治るものではないのです。
また酷い場合では、手術の後遺症により、
酷い痺れや感覚麻痺などの症状が出て、
余計に酷くなり、一生治らなくなる人もいます。
そのため手術を選択する場合には、
そういったことを踏まえて、よくよく検証し、
手術をする前に、プロの整体の先生などの
施術や指導を受けてみるなどしてからでも遅くはありません。
一般的には医者は凄いと思われているので、
医者が言うからには、そうなんだなと思ってしまいます。
そのため病院で治らなければ、
「自分の腰痛は治らないものだ」と思ってしまう人もいますが、
そうではなく、病院の治療法が間違っているだけです。
腰痛を治すための正しい治療法を行いさえすれば、
ほとんどの人の腰痛は、改善されていきます。