以前子供の肩こりは、親にストレスを感じていて、親に原因があると説明したことがあります。
力のない子供は、肩こりの症状を持って、「私はストレスを受けています」と訴えるのです。
ついでに言えば、会社の部下が、何か問題を起こしたり、ミスをした場合は、その根本の原因が、会社や上司にあったりすることがある。
これもミスなどをすることによって、ストレスを訴えている。
こういうことは、原因と結果について、よくよく考えている内に、少しずつわかっていきます。
例えば子供が嘘をついたなど、何か悪さをした時なども、それを叱ったとしても、その行為は結果であり、原因は他の所にあることが多い。
その原因はなんだろうかと、辿って行くと、実は自分だったりする。
そうした場合は、子供の悪さを叱らなくても、自分が変わりさえすれば、悪さもしなくなります。
逆に根本的な問題を改善させなければ、怒ったことで、その問題はやらなくなるかもしれませんが、今度は形を変えて、別な問題を引き起こしたり、肩こりや病気になったりする。
こうした原因と結果の法則は、覚えておくと役に立つので、時折根本の原因は何なのだろうかと、考えてみて下さい。