イチローは小学生の頃から、野球一筋の練習をしてきた訳ですが、お父さんは打つ、投げる、走る、そして魅せるオールラウンドなプレーヤーになってもらいたかったため、偏りのないように、バッティングもピッチングも守備もバランスよく取り入れた。
これはイチローの将来性を伸ばし、また怪我をさせない体づくりを行うためにも、非常にいい方法だったと思います。
日本人の傾向として、野球なら野球、サッカーならサッカーをやるといったように、一つのスポーツを専門的に行いますが、アメリカでは小学生の頃は、専門的には行わず、4種類ぐらいのスポーツに取り組む。
そして中学高校大学と進むにつれ、4種類から、3種類、2種類と言う具合に、徐々に専門的になっていく。
また日本では考えられませんが、プロになっても、掛け持ちでやっているアスリートもいるぐらいです。