医者と言えば、普通の人にはとても入ることの出来ない、難解な医大に合格できた、それはそれは優秀な存在。
また大学でも一般の大学では、コンパなど遊びで忙しかったりしますが、医学生は勉強でとても忙しく、6年大学に通って、国家試験に合格して、初めて医者になれる。
それぐらい大変なことであるから、世の中の人たちからは大変尊敬され、お医者様と称えられるし、ちょっとした神様みたいな存在であるから、お医者様の言う事には、素直に信じ従う。
しかしそんな神様のようなお医者様ですが、不思議なことにそのお医者様の所に行っても、治らないと言う人が私の所に来る。
これっておかしいんじゃないでしょうかね。
慢性痛などになったことがなければ、そんな訳ないだろうと思う方もいるかもしれませんが、その場合は是非一度慢性痛になってみて下さい。そうすれば見えて来るものも、あると思います。
一応お医者様の所に行っても治らなくて、私の所に来るという前提で話を勧めますが、お医者様に対する抱くイメージから考えれば、医大にも行っていない私の所に通ってもよくならないから、医者に行くというのが、どちらかと言うと普通のような気がするのです。
それが逆ですからね。
また面白いのが、整形外科では慢性の腰痛は原因が分からないとされているのですが、これもまたおかしい。これだけ医学が進んで分からないって、おかしなことだし、整体などを受けて治ったりもしている。
それなのに分からないとされていて、慢性痛などは放っておかれ、それでも痛いと言うのなら、手術するかと言われる。
そういう問題じゃないんですけどね。
結局習っていることそのものが間違っていて、またそれが何で間違っているかと言えば、製薬会社などが儲かるような仕組みを、一番上のトップたちが作り上げているからです。
と言っても、急にそんなことを言えば、「まさかそんなことがあるはずないだろう」と思うでしょう。
しかしそれは自分の延長で考えているからで、世の中の人が皆が皆いい人だとは限らない。
それが分かるための一つとして、セミナーで性悪説ならぬ、「世悪説」と言う話をしたことがありました。
似たような言葉では陰謀論がありますが、陰謀論だとちょっと分かりにくかったりするのと、世悪説で考えることによって、思い込みを無くし、物事を違う視点から見ることが出来る。
それで考えてみたけど、世の中はいい人たちばかりだったというのが、改めて分かったのなら、それはそれでいいことだし、逆に思い込みを取っ払い、違う視点から見てみることによって、今まで見えてこなかったものが、見えてきたりするのです。