好きな人がいて付き合いたい、またいい人に出会いたいというのは、誰しもあると思いますが、中々上手いこといかなかったりもすると思います。
その原因の一つは、好きだという思いが邪魔をしてしまうためです。
自分が好きだから付き合いたいというのは、それだけでは、「欲しいからくれくれー」と、ただ我儘を言っているようなもので、その自分の思いが強くなると、一方的な考え方になってそれが分からなくなる。
そのため逆の発想も持てないと、自分の思いが叶いにくい。
例えば理想の人に出会いたいとして、「私はこんな人が理想なの」とは考えますが、自分がその人にとっても理想であるのかは、余り考えない。
控えめな人などは、「私なんかじゃ釣り合わないわ」と考えたりもしますが、今の時代は、欲しいことしか考えない人の方が多いでしょう。
そのため散々嫌われるようなことをしていても、自分では全く気づいていないこともありえる。
恋は盲目とも言いますが、その人がどういう人が好きで、どういったことをされることが好きなのか、どういう考えを持っている人が好きなのか、
それに合っていれば、好きになられる可能性が高くなりますし、それとは逆なことをしていれば、当然上手く行きません。
女性は特に嫉妬深い所があったりしますが、それが暴走し他人を陥れるような行動を取れば、それがばれた時など、却ってそれが自分の首を絞めてしまう事になるでしょう。
それとついでに言えば、昔、
「連絡先などを聞かれたりなどしていたけど、全部嘘を言って断っていた」と、ある女性に泣きながら謝られたことがありましたが、女性が女性にアドバイスを求める時には、相談相手をよく選ばないと危険です。
女性の場合、ライバルがいれば無意識的に嘘をついて、ライバルを遠ざけようとする習性があり、またそれは意図的な嘘や嫌がらせの場合は、それが分かったりしますが、敵を騙すにはまず味方からというように、自分自身を騙し、自分で嘘だと思っていない嘘は、相手からは見抜きにくいので、それを真に受け信じてしまう。
こんな話を女性にすると、「え~、やだ~、怖い~」何て言いますけど、その人もやっているものですから、本当に怖いと思う。笑
女性の中でも、好きな人を悟らせない様にしている人もいますし、鈍感な人では分からなかったりもするので、相談相手は難しいことなのかもしれませんね。
この話は何も恋愛だけの話ではなく、夢を実現させたいというのでも、全く同じことが言えます。
多くの人は、プロになりたいなど、主張はするのですが、それに伴ったことはしません。
「いいや、私は努力している」と言うのかもしれませんが、その努力が果たして、望まれている努力なのかどうかを考えてはいないのです。
その努力が相手にしてみれば、余計なおせっかい的なものであれば、「そんなことはして欲しくないと」嫌われるだけでしょう。
また卑怯な手段を用いて試合に勝ったとしても、最終的には嫌われることになる。
やるべきことは、自分の魅力をアップさせる、自分磨きをする、自分の技術やレベルを上げる事であって、相手を陥れて手に入れようとしても、低いレベルのものであれば、それが通用しても、もっと上のレベルでは、その方法は通用せず、意味がないのです。
麻雀でも初心者相手であれば、ドラ待ちでリーチをかけても楽々上がれますが、上級者相手にそんなことをやっても、全く通用しない。笑
低いレベルで通用するものと、高いレベルで通用するものとは全く違うので、高いレベルで勝っていくためには、低いレベルで通用していたものを封印しなければ、次に進めません。
また恋と同じで、思いが強くなると見えなくなり、子供のためにとか、自分はここまでやってきたなどのプライドが強くなると、一方的な考えとなって、「夢さん」の立場になって考えることが出来ず、そうすると「夢さん」が望んでいることとは、違う努力をする為、夢に嫌われ、夢は叶わなくなる。
そのため自己満、独りよがり、我儘な考えでは、いくら一生懸命やろうとも、願いは叶わない。
もし願いを叶えたいのであれば、好きな人が何が好きなのか。
メロンパンが好きなのか、嫌いなのか。どういう肩甲骨が好きなのか。そうした逆の立場になって考える。そしてその努力を続け、自分がその理想の人になったとすれば、夢は叶うでしょう。