他には、体幹の使い方も行いました。
最近よく行われている、体幹トレーニングのような感じですが、似て非なるものだと思います。
その中で、セミナーで行ったことがある、右肘と左膝を対角線上に近づけて、腹筋をするようなエクササイズが、出来ているかを確認したのですが、私も驚きました。
いつも参加している小学6年生の男の子が、凄い力を出せるようになっている。
このエクササイズは、肘と膝を近づける力に対し、ペアになって肘と膝に前腕を当て、上半身をその中に入れ抵抗すると、ほとんどの人は、びくとも動かせません。
筋トレをしている大人や、スポーツ選手であっても、全然ダメだったりします。しかし小学6年生の子供が、そうした人たち以上に、強い力を出している。
それどころか、これとは違うのですが、当時は日本代表クラスで、後にオリンピックにいったある選手を指導した時に、足腰の力を確認するエクササイズを行った所、それが全然弱くて、その時と比べると、この小学生の方が、足腰の力も圧倒的に強い。笑
と言っても当然小学生ですから、筋力が強い訳ではなく、また生まれつきとか、最初から力が強かった訳でもありません。
力の出す方法を教えたため、他の人とは力の出し方が違うというだけです。
しかしほとんどの人は、筋トレで出すような力の存在しか知らないので、力を出しているようでも、本当の力を出すことが出来ていない。
昔、怪力と呼ばれるような人がいましたが、普通の人とは違う力の出し方をすれば、圧倒的な力を出すことが出来るので、そういう人たちは、本当にいたのではないかと思います。
またその子は、最近行われた算数の全国テストで、100点を取り、学校の先生に「初めて見た」と言われたそうで、
勉強に力を入れている私立の学校や、塾に行ったり、家で毎日がり勉しているのなら、不思議ではありませんが、そうではない田舎の学校で、むしろ遊びの時間を増やしたことで、成績がよくなって、100点も取ることが出来た。
普通は、漢字とか英単語覚えるのに、5回書いたりなど、そうした勉強法だと思いますが、それはスポーツで言えば、適当に筋トレしているとか、適当な素振りを毎日やっているような勉強法です。
しかしスポーツでも勉強でも、力んでいたり、質の悪い方法では、成果が上がりません。
力まない頭の使い方、勉強法で行えば、楽で尚且つ成績もあがります。
土曜日は一旦終了したものの、そんな話もして、二時間近いセミナーになりましたが、その内容も面白かったと思います。