枕が合わないと言う人

枕が合っていなければ、肩が凝ったり、寝違えをしたり、頭痛になったりする。そのため自分に合う枕を使う事はいいと思います。

特にクッションのような柔らかすぎる枕はダメです。安定感がないため、筋肉を緊張させなければならず負担がかかり、寝違えなどを起こしやすい。

そのためある程度の固さと安定性と適切な高さがいる。

 

今は首の湾曲などを計測して、枕を作って貰える所もありますが、皆が皆オーダーメイドの枕は使っていないと思います。それでも多少負担がかかるかもしれませんが、それなりには使えているでしょう。

しかし中には、枕が何を使っても合わなくて、10個も20個もとっかえひっかえする人もいる。そんな人は周りにいないでしょうか。

10個も20個もと言うと、少しオーバーかもしれませんが、5つぐらいなら変えているかもしれませんね。

 

買い替える枕が、どれも柔らかすぎるものだったり、高さが全然合っていなければ、いくつ使っても同じことですが、何度も買い替える人であれば、オーダーメイドではなくても、それなりに今度はこういうものを買ってみようと、色々考えて変えていると思います。

しかしそれでも合わない訳です。

それは何故かと言うと、枕の問題ではなくその人の身体に問題があるためです。

 

寝ている時には疲れを取るだけではなく、体の歪みを取ったりもする。寝返りをうつのはそうしたためです。しかし疲れが溜まり過ぎたり、体の感覚が鈍くなり過ぎると、寝返りも打てなくなる。

その結果寝違えになったりするのです。

寝違えというのは、首の問題ではなく、元を言えば体の問題なのです。体に問題があって、その結果首に負担がかかって、寝違えになる。

例えば元気な子供であれば、自分に合っていない枕を使ったとすれば、朝起きた時にはどこかに行っていると思います。合わないので寝ていても無意識に避けたのです。

しかし大人であれば、寝たら寝っぱなしのようになって、朝起きたら酷いことになっている。疲れが溜まっている人程、無意識の調整が効かない。

 

枕を変えてもどれも合わないと言う人は、このような感じですが、体が硬くなっているため、自分の体での調整が効きません。

通常は寝ていても体は波を打つように動いていて、柔軟性があります。呼吸をすれば肋骨や背骨が動くので、止まっているようでも完全には止まっていないのです。

そうした波があって、例え仰向けであっても、柔らかく波のようになっている。

しかしこれが体に問題が起きている人では、柔らかくなく、固まっています。そうすると角があって床とフィットしないような感じですが、そうすると完全に自分に合った枕でないと合わなくなる。

 

じゃあオーダーメイドにすればいいのかと言うと、仮にその日一日はよくても、体は一日をどう過ごしたかでも変わります。

簡単に言うと、その日によって体の湾曲など形が変わってしまうので、体の調整が出来ない人には、またその日に合った枕を、毎回作らなければならなくなる。

そんな感じなので、そういう人にはどんな枕を使った所で全て合わないのです。

 

それではどうしたらいいかと言うと、当然自分の体を調整できるように変えればいい。

自分の体が変われば、自分の体を布団と枕に合せることが出来ます。

イチローなんかは、バットに自分を合わせますよね?そういうような感じ。

もちろん寝具が悪くてそれに合わせてしまうと、疲れてしまったり歪んだりしまうので、寝具も体も大事ですよという事。

体は運動不足の人であればそうしたことを改善させていかなければなりませんが、余りに酷くなった状態では、自分の力ではどうにも出来ないので、もし枕をいくつも変えても合わないような人は、旭川揺らぎ整体に施術を受けに来て下さい。

 

それと私も以前オーダーメイドの枕を作ろうと、旭川でオーダーメイドの枕を販売しているお店に行きましたが、測定方法も枕もいまいちだったので、買わなかったことがあります。

オーダーメイドでやっていますと言っていても、必ずしも自分に合った枕になるとは限りません。

また普段はいいかもしれませんが、旅行や出張先のホテルの枕が、クッションのようなものだったりすることもあります。体の調整がある程度効けば、次の日は寝づらかったな程度で済みますが、寝返りも打てない程疲れている時などは、寝違えになる可能性もあるので、変えて貰った方がいいです。

 

今は低反発だ高反発だ、何だかんだと言っていますが、昔の人は今の人と違って、甘やかされた寝具ではなく、せんべい布団に硬ぁ~い枕でしたからね。

それでも全く問題なく寝れる体が一番理想なのでしょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>