「1円でも安い方がいい」
それは主婦に限らず、誰だってそうです。しかし安さばかりを求めた結果、添加物や農薬を使わない食品は無くなり、添加物や農薬で溢れた日本になっている。
値段だけの安さばかりを求める人は、意識はしていないかもしれませんが、言いかえれば、
「化学物質の白い粉を使って、それっぽい味にして下さい。直ぐ腐ったら値段が上がるので、腐らないように薬をジャンジャン使って下さい。
と言っても、保存料は使わないでね。あれは悪いやつだから。
そうではなく添加物のプロピレングリコールとか、PH調整剤を使って下さい。そういうのは私知らないから、使っても気にならないわ。
アレルギーが増えている?
時代ですもね。
病気になる人も運が悪かったんでしょ。
添加物は、国が安全性を認めたものを使っているのだから、安心だわ。安心だから気にしたことすらないの。気にする人は神経質なんですね。
トランス脂肪酸だって、聞いたことがある様で無いようだけど、私は外国のことなど知ろうとも思わないし、日本では当たり前に使われているんだから、別にいいんじゃないかしら。
マーガリンや、ショートニングのおかげで、がんや病気になるかもしれないけど、それは多分ずっと先の話だし、もしなったら神様のせいよ。
それよりお菓子を安く買えて嬉しいわ!」
と、まぁこんな感じなんです。
値段と言う形は、誰にでも見える。
しかしその裏にあるものを見ることは難しい。
全てにおいて言えることですが、見える所だけに囚われず、見えない所もみていくこと。
値段を聞いただけで、何も考えることなく思考回路をストップさせてしまう人は、買うものは全て表面的なものになるので、本当にいいものは買えないはずです。
逆に値段以外の所を見るようになってくると、無駄な健康器具とかいらないものは買わなくなるし、本当に必要となるものを買えるようになる。