筋肉痛や関節痛、また便秘、冷え性、イライラ、頭が重い、疲れやすい、だるい、眠れない、足がむくむなどの不定愁訴の多くは、簡単に取れます。
確かに難しい症状、時間のかかるものというのはあるのですが、「8割ぐらいのものは、簡単に取れる」と言ってもいいものじゃないかと思います。
現に、私は予約を頂いた場合、何か症状などがあれば、アドバイスをしたりしますが、それだけで、症状が良くなったりする。
顎関節症だってよくなるし、10個の症状が全て無くなるとか、100の痛みが0になるとかではありませんが、大体の症状はアドバイスするだけでも、軽減したり、改善したりするのです。
以前、一人面白い人がいましたが、恐らくメールでアドバイスしてからよくなったのだと思いますが、「キャンセルで」とだけ、メールして来た人がいた。笑
舐めてますけどね。
だけど、そうした人は、私の所には全く来て頂かなくてもいいし、それによって面白いことが分かるので、そういう人の存在が、ある意味有難かったりもする。
どういうことかと言うと、
痛みや何かの症状と言うのは、関節や筋肉など、どこかに問題が起こって、それをいじって貰えば治ると思っていますが、そうではなく、生活習慣に原因があって、その結果体に変化が生じ、症状となって現われるに過ぎない。
そのため日頃、心から幸せを感じている人は、どこか痛くなったりしないし、逆にストレスがあればある程、どこか体に問題が起こり易くなる。
 
そのことから考えれば、どこかに痛みがあると言う人でも、ストレスが無くなれば、痛みや症状は無くなると言うとで、実際、「私は肩こりが酷いんです」何て言う人だって、宝くじが当たったり、嬉しいことがあったとすれば、肩こりを感じなくなるでしょう。
またそうした気持ちが、ずっと持続したとすれば、症状なんかも無くなるはずなのです。
ちなみに、オーストラリアでは、腰痛の治療をカウンセリングで治したりしています。
日本の常識では「そんなバカな」、となりますが、日本の常識や自分の常識が、世界に通じる訳でも、真実であるとは限らないもので、ストレスで胃が痛くなるのと同じように、腰痛もまたストレスだし、他の痛みや症状もまた、ストレスが根本的な原因となっていることが多い。
と言ったとしても、「本当かな?」と、それだけでは、直ぐには信じれなかったりもしますよね?
だから、「キャンセルで」みたいな、舐めたようなことを言ってくる人がいると、
「ああ、やっぱりこの人は、普段の生活態度の問題によって、痛みが起っているんだな」
と分かり、確信になって行くのです。
普通の人であれば、そんなことは言いませんからね。
そのため、ある意味では有難い存在なのです。
また私は成功法則、失敗の法則に興味を持っていますが、痛みや症状が治る、もしくはよくなると言うことは、成功法則に則るということで、逆に治らない人は、失敗法則のレールに乗っかっている、ということになりますが、
私は、他の整体などで行っても治らない症状を、ある程度の症状を改善させることが出来ますから、私の所に来て、通ってくれる人というのは、成功法則のレールに乗っかる事にもなる。
だけど中には、「キャンセルで」の人みたいに、もう目の前に来ていたのだけど、「違う電車に乗っちゃった」、「乗り換えるの忘れちゃった」、みたいな人もいるので、
これも私としては、とても興味深いことなのです。
本人にすれば、「痛みがただで取れてラッキー!」と思っているでしょうが、原因が生活態度にあるので、それは治っていないから、必ずまたおかしくなる。
もしくは、今はその程度の症状で済んでいたかもしれませんが、症状が一時的に取れたとしても、根本的な原因を変えることなく、問題を積み重ねて行くと言うことは、もっと酷い症状となって現われる。
更に言えば、ここが人生の難しく、厳しい所でもありますが、その選択によって、それをより確実なものへとしてしまうことにもなる。
たとえば喧嘩の強い人に、殴りかかるなどすれば、返り討ちに遭い、ボコボコにされますが、喧嘩の強い人に対して、殴り掛かるという行為、選択によって、ボコボコにされることが決定づけられます。
正しい道があって、それを否定すると言うことは、必ずその180度逆に行くことになるので、それを選択したことによって、その逆に行くことが、より強く決定づけられることになる。
それとアドバイスによって、症状が少しよくなったのだけど、「たまたまよくなった」、「よくなるものだった」と、偶然の様に解釈し、お礼を言わない人がいますが、
そうすると、本人は成功体験を積んでいないので、どうすれば体がよくなるのかが、いつまで経っても分からない。全部偶然に頼るしかなく、必然性を持つことが出来ないのです。
そのため不安も強く、そういうタイプの人は治りにくく、また文句言われることにもなりかねないので、私もみないようにしています。
もう一つ興味深いことで、人は、何か直感的にこうしようと思って行動するのだけど、その後に今までの自分の経験知識から、自分の考えが生まれて来て、その直感的な行動を打ち消してしまうことがよくあるのですが、
そのたとえ話を一つすると、
たとえば、ホームレスの人か、誰かに、「50円だけでいいので、お願いします」と乞われたとします。50円ぐらいだったら、構わないだろうと思って、財布を取り出すと、千円札が目に入ってきた。
それを上げたとすれば、どれだけ喜ぶだろうと思い、一瞬上げようとしたのだけど、
「いや待てよ、そんなことしたら、お昼ご飯食べるお金が無くなるぞ」
と思い、小銭を出そうと、50円を探したのだけど、丁度500円玉しか入っていなかった。他にないかとポッケなど探すのだけど、1円玉や5円玉しかない。
それではさすがにかっこが付かないからと、慌てて探し、見つけた頃には、もう過ぎ去ってしまっていて、その結果自分までも、惨めな気持ちになる。
最初の直感に従っていれば、相手を喜ばし、自分の気持ちも豊かになれたのです。
しかし、その行動に移す前に、自分の考えが生まれてしまうために、それを出来なくさせてしまう。
これが自分が変わらない一つの大きな原因だったりする。
今までの自分が変わるというのは、今まで自分がしなかった考えや行動を取る事ですが、誰しも閃きによって、いい選択を一瞬しようとはするのだけど、
「それをするのは勿体無い」「失敗するかもしれない」「今やらなくても大丈夫だろう」
などの考えに直ぐにかき消されて、今までの自分の行動の延長になってしまう。
折角いいアドバイスをしても、聞き入れない人がいますが、これも最初の直感ではいいかもしれないと思うのだけど、その後に、「損するかもしれない」「騙されるかもしれない」といった考えが生まれてきてしまうためです。
確かに世の中騙されることもあり、直感の区別もつかなかったりするので、もう一度考え直すことも必要ですが、信頼できる人の話は聞くべきだし、大損こくようなものならまだしも、それ程の金額でなければ、失敗しても勉強代だと思ってもいいでしょう。
また毎回毎回、一々考えて行動と言うのではなく、まず行動することが大事になる。
成功するような人って、行動力ありますよね?
逆にそうでない人は、一々無駄に考えていて、周りの人からすれば、「結局あなたは何をしたいの?」と思われるような行動だったりする。
建設的な考えならいいですが、堂々巡りだったりする訳です。
自分を信じろというのは、努力して来たことを信じろと言うより、直感を信じろということで、それに素直に従うことで、そうすると上手く行く。
しかし直ぐに行動するよう、よくよく注意していないと、直ぐに自分の考えが生まれ、直感が打ち消されてしまうので、直感的な行動より、考えてしまうタイプの人は、気を付けてみてください。
最後に痛みや症状の取り方を説明すると、方法は簡単なことで、生活習慣を見直すことです。
「なんだそんなことか」と思うことですが、ただそれだけのことで、8割の痛みや症状は取れる。
しかし、便利な社会に慣れているものだから、そんなごく当たり前のことが出来なくなっているし、分からなくなっているだけのことなのです。
・適度な運動を毎日行っているか?
・食生活はどうなのか?
・適度な水分を摂っているか?
・不規則になっていないか?
・スマホ使い過ぎていないか?
・夜遅くまでテレビ、パソコン、スマホをやっていないか?
・ストレスを抱えていないか?
・リラックス出来ているか?
など、そうした、ごく基本的なことを見直すだけでも、痛みや症状は軽減、改善されます。
あとは、自分では当たり前になり過ぎていて、何が悪いのか自分で分からなかったりするのもあるし、中には難しい症状、時間のかかる症状の人もいるから、それは整体などで、定期的に施術を受けたりする必要はあると思います。
それでも、今は本当に便利に慣れ過ぎているから、それに甘んじ、余程体が酷くなってからでないと、中々生活習慣を正せないことが問題なんですね。