頭の整理、想像力ということに、ちょっと気になっていたので、また四月から企業をする人や、新しく活動を行う人もいることもあって、昨日のセミナーの最初は、頭の整理の仕方、アイディアの出し方、想像力、記憶力、勉強などに活用できる、マインドマップについて行いました。
マインドマップは、海外の有名企業では使われていて、日本の企業でも使われつつありますが、旭川ぐらいだと、マインドマップと言っても、知っている人は、ほとんどいないでしょうか。
しかし何も知らない人の方が、正しい教え方をする場合には、その方が効果的です。
私が教えたやり方は、最初に「マインドマップとはこういうものだ」といったことを教えてしまうと、それだけで、想像力が無くなってしまうので、最小限の情報だけを与えて、簡単なものをテーマにして、作って貰い、何度か練習していくというもの。
何も知らないし、生れて初めてやることだから、下手なのは当然ですが、そんなことは重要じゃない。
何もない所から、自分なりに作ってみるといった作業をすることによって、想像力が身についてくる。
しかし日本人の教え方は、最初に教えてそれをやらせる。それで上手に出来たら褒め、下手だと駄目なような感じになってしまう。
そういうやり方で教えているから、最初から自分の力で、考えたり想像したりすることが出来ず、草分け的な存在にもなれない。
本当は下手でもいいのに、日本は下手だと駄目なように教えられるから、後々伸びていかないのです。
下手な過程を得ることは、とても重要だと思います。