スポーツでは、ほとんどの人がプロアスリートになることが出来ませんが、才能の問題と言うよりも、練習方法が間違っていることが原因です。
しかし、身近に正しいことを教えてくれる人がいない、正しいお手本がないことなどから、間違った知識や練習が常識になっている。
例えば力んでいるなら、それを直さなければなりませんが、力むことの本当の意味が分からないので、本当は力んでいるのに、それがいいとものだと誤解していたり、
それにより、力んでいない子供が評価されなかったり、また力んでいない子供も、力ませるようにしてしまったり、などのことが当たり前に行われ、才能も潰されている。
一流選手たちの子供時代について言えば、親が四股を踏まされたり、マッサージをしたりなど、当時の時代では常識ではないことをやって、笑われたり、バカにされたりしていましたが、そういった本物の方が、間違っていると思われる。
歴史的に見ても、天才はいつも否定されてきました。
例えば今の時代なら、携帯やラジオなどは当たり前ですが、そうでない時代に、「電波で声を飛ばすことが出来る」と言って来た人に、「それは面白い発想ですね」など、肯定的に捉える事が出来るでしょうか。
ほとんどの人、また頭がいい人程、「お前はバカじゃないか」、「頭がおかしくなったんじゃないか」と、否定する。
だから私も、時折天才を否定するような人間でないかどうかと、自問自答するようにしています。
そういうこともあって、UFOとか幽霊などのような、科学でよくわからないようなものなどは、「そういうものもあるかもしれない」と、完全に否定しない。
自分が、間違っていると思うこと、ダメだと思っていること、違うと思っていること。本当は、それこそが正しいのかもしれない。