一流であり続けることの難しさ

プロアスリートになる事は、まず不可能と言ってもいいぐらいに難しい。

そこから更に一流になるのは、想像を絶するぐらいの難しさ、確率となり、更に一流レベルになったからと言って、それが生涯約束されたものではなく、一流であり続けることも、相当に難しいことです。

それが出来たアスリートが超一流。

学生にしても、素質才能を潰している子供は多くいます。またその時はよくても、将来を期待されたとしても、潰れたり、期待した以上に伸びなかったりもする。

それを最終的に潜り抜けた人がプロになりますが、プロの世界でもそれは同じなのです。

 

スポーツが好きな人なら、「あの選手昔はよかったのになぁ~」という選手が少なからずいると思いますが、清原さんにしても、肉体的にはかなりの逸材でしたが、精神的な問題を抱えていたために、西武時代以上には伸びませんでした。

松坂投手も素晴らしい一流のピッチャーでしたが、怪我をきっかけに落ちて行き、斉藤祐樹選手も学生時代、日本中から注目を集めましたが、そこまで注目されなかった田中将大選手とは大きな差が付いてしまった。

サッカーの中田英寿さんも、ローマ時代は素晴らしい選手でしたが、あの延長で伸びて行けば、世界レベルの選手になっていたはずでしたが、残念ながら少し変わってしまいました。

 

この頃の中田は凄かった。

トッティ―に変えて日本人て凄いですよね。またユベントスを相手に、更に2点先制され負けムードの中、全く気後れすることなく1得点1アシスト。

今でこそ、海外でプレーすることが当たり前になりましたが、あの頃はまだ、海外に対する劣等感的なものを持っていたし、実際実力も低かった時代。

それでゲームをよく見て、落ち着いていて、パスの精度もよく、ここという所でシュートを打ち、それを決める。

そういう日本のさきがけの選手だったので、日本人の中でも、頭一つ以上に抜き出ていた選手。しかしワールドカップでは、他の選手が中田に付いて行けなかったりなどもあり、苦労したと思います。

 

ただやっぱり残念なのは、もっと凄い選手になってもおかしくなかったのに、そこまでなら無かった事。練習やトレーニングを間違えれば、一流も一流であり続けることが出来ない。

運が無かったら絶対ダメですね。

特に移籍では、環境が全く変わりますが、自分に合っていない所であれば、大きなマイナスになってしまいます。

そしてどういった練習やトレーニングをするかで全く変わってしまう為、自分の心をニュートラルな状態にし、冷静に見極め、また自分に合ったものを教えてくれる人に、出会わなければならない。

 

これからもしプロを目指すという人にしても、もしくはプロでなくても、人生にしても同じことなので、慢心や過信などを起こさず、常に運気を高めるような努力を続けていきたいですね。

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