私も、もし子供がいたとすれば、私立の学校や海外の学校に通わせるのでなく、一般的な普通の学校に通わせるのであれば、それよりも基本的な所は、自分で教えた方がいいと思っていて、
昨日の記事は、「自分がやりたいようなことをやっていた人がいた」、また「最初はやっぱり大変だな」、と思って読んでいた。
それで最初に紹介した、小学校には行きたくないという子供なのですけど、私もそんな考えだし、丁度その記事を読んでいた所だったので、そんなイメージで聞いていましたが、どうも違う。
どこかに通わせて勉強する風でもなく、かなり人見知りをして、友達もいないのだとか。
小学校に行ってもいないのに、なぜ行きたくないのかと思いましたが、これは幼稚園か保育園に行った時、打ち解けられず結局辞めてしまったらしく、その延長の様です。
しかし子供を幼稚園に連れて行ったけど、特に入園初日は、一日中泣きじゃくっていたということはよくある。
あの伝説のボディービルダー、マッスル北村さんがそうでした。
こんなにマッチョになったのに、子供の頃は幼稚園で泣きじゃくり、ぬいぐるみを大事にするような子供だったのですね。
ちなみにマッスル北村さんは、極限までに追い込む、命がけのトレーニングを行っていて、本当にトレーニング場で亡くなってしまいましたが、東京大学理科II類中退、その後、東京医科歯科大学医学部中退、という、少し変わった学歴の持ち主で、非常に頭のいい方でした。
昔はマッチョの人は頭の中まで筋肉と言うように、頭が悪いと思われていましたが、このクラスになるためには、頭が悪い人はなれない。
話を戻して、子供にとっての一番の恐怖は、ぶん殴られるなど、体罰を受けることよりも、見捨てられることですが、幼稚園に連れて行かれることは、子供には捨てられることだと、錯覚してしまうことがあるのです。
私も少し違う話ですが、子供の頃初めて救急車に乗った時は、てっきり死んで、あの世に行くものだと思いました。笑
親戚たちが手を振っているのだけど、皆乗って来るなら「どこか行くのかな」ぐらいで済みますが、そうではなく、自分だけが全く知らない人たちに、どこか知らない所に連れて行かれるものだから、これは最後の別れなんだと思って、
「嫌だー」、「死にたくない!!」
と、怖くて泣いていましたね。
大人であれば、誰しも救急車というものが分かっていますが、子供は教えて貰わない限り、それが何なのかは分からない未知の世界なのです。
だからそんな子供にとっては、たとえ死にかけていても、救急車は決して「救世主」なるものではなく、救急車も霊柩車も同じようなもので、また天使のお迎えの様に思ってしまう。
むしろ死にかけている時ほど、もうダメなんだって思うかもしれません。
子供に限らず、死ぬ覚悟や準備が出来ていない状態、死後の世界がどんなものかも分からない状態で、急に死にそうになるというのは、結構恐いもので、私の場合は、実際半分お迎えは来ていたし、ちょっとした予行演習が出来、それによって、何故幼稚園に行った子供が泣くのかなども分かったのでよかったのですが、
子供には変な不安や誤解を与えない様、幼稚園とは何か、小学校とは何かを、分かり易く事前に教えておいた方がいいでしょうね。
何でも自分目線ではなく、子供目線になる事は大事です。
またもし万が一、救急車を呼ぶようになった時、子供が怖がって泣いていたとすれば、それは決して怖いものじゃないんだよ、これから病院に行って、お医者さんが治してくれるんだよと、分かり易い説明で子供を安心させてあげて下さい。