痛みには意味があり、必要なもの

股関節の手術をしたことのある人で、最近体を動かし過ぎているようで、立ち始めが股関節に乗れた感じがせず、痛みがあったり、暫く調子悪かったのですが、前回の施術で、「こんな感覚は久しぶり!」と、とても喜んでいました。

ということは、見方を変えると、その感覚を味わうために、痛めていたのではないかとも考えられる。

痛めたからこそ、いい体験が出来たし、健康であることの大切さを再確認出来た訳です。

 

上手いものを美味しく頂くためには、空腹にしとかなきゃ美味しさを味わえない。愛が何かを知るためには、愛以外のものが何かなければ、愛がどういうものかを知ることは出来ない。

 

ずっとみているスポーツに取り組んでいる小学生で、去年ちょっとした骨折をしたのですが、そんなのは痛いしスポーツできなくなるし、本人にしろ、親にしろそんなのは嫌ですよね?

しかし、骨折したお蔭で、その子は今年になって進化しました。

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腕を使わず体を使う

腕はとても使いやすいし、また腕を使うという思い込みがある。その反面、体幹というか、胴体など、体本体を使うことは難しい。そうしたことがあって、腕を過剰に使い、パンパンに張ったり、痛めたりする。

今日整体来た人に、曲がらない腕というのを、見せてあげました。

片腕を前ならえのように伸ばし、もう一人の人がその腕を曲げるように力を入れる。それを曲げられないように耐えるのですが、男性と女性ぐらいの力の差があれば、簡単に曲げられるでしょう。

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軸の重要性

どうでもいい話ですが、肘の力と書いて「臂力」と昔言われていて、それが大事だとされていた。

これも分からなくて苦労した。何しろ解剖学の本を見ても、上腕や前腕にはあるけど、肘には筋肉ないですからね。一応肘筋(ちゅうきん)という筋肉があるけど、どう考えてもそれではない。

それも少しずつ分かってきましたが、そうすると全然力を入れていないのに、物凄い力が出る。

 

よくボクシングでハードパンチャーとか、もしくは野球でホームランバッターと呼ばれる人たちは、天性のものだと言われたりしていますが、天性と言えば天性なのだけど、他の人がそうなれないのかと言えばそうではなく、体の使いかを工夫することによって、身につけることも出来る。

ただ今の段階では、スポーツ科学が進んだ今も、それがまだ分かっていないです。

一流の選手たちにしも、元々出来たものだから、それが何なのかが具体的に分かっていない。だから後輩などにアドバイスをすると、違うようなアドバイスになったりもする。

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体の使い方の世界

昔ウエイトトレーニングを本格的にやっていたけど、ベンチプレスで120キロぐらい上げれる様になった辺りから、ふと、「これじゃあ外国人に勝てないんじゃないか」と思い始めた。

その当時で言えば、体重を70キロに増やせば、140キロは何とか上げれるとは思いましたが、60キロのままでは、難しい気がしたし、体重を増やしたとしても、200キロをとてもあげられる感覚は無かった。

そうすると、階級制のあるスポーツであればいいけれども、そうでないものでは、外国人のパワーにはとても太刀打ちできない。それであれば、他のものをもっと強化していくべきなんじゃないだろうか、と言う考えが出ていたのです。

 

またその頃、高岡英夫さんの本を読んだり、桑田真澄さんが、甲野善紀さんに古武術の指導を受けて復活したり、桐朋高校バスケとボール部が古武術を取り入れ、結果を出したり、末次慎吾さんがナンバ歩きを取り入れて、200mで銅メダルを取ったりしていた。

そうしたことから、日本人が外国人に勝つためには、また日本人が金メダルを取るためには、体の使い方を勉強していくしかない、と考える様になった。

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分からないことに取り組め

当たり前だけど、自分が出来ることというのは、自分が知っている事しか出来ない。その範囲内でしか取り組めない訳です。

もしそれが、凄く広いもの、大きいものであったり、自分の夢や目標としているものが、その中にあるものであれば、それでいいかもしれないけど、そうでない場合は、その枠の中で、どんなに一生懸命努力をしたとしても、たどり着けない。

ではどうするかと言うと、その枠を広げていく作業をする訳ですが、そのためには自分が分からないこと、理解出来ない事について、取り組んで行くことです。

 

人は意識していないかもしれませんが、難解な数学や物理のようなものは、分からないと思っていても、何でも教えて貰えさえすれば、直ぐに理解出来ると思っているものです。

しかし、今までの自分になかった「概念」を理解する時には、「この人何言っちゃってんの?」というぐらいに、全く理解出来ない。

そうすると、自分が理解出来ないと考えるのではなく、この人の言っていることは間違っている、もしくはこの人は頭がおかしい、この人病気だ、こいつ嫌い、と考えたりする。

人間て面白いんですね。

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自分のタイプと我流について

 

札幌に移ってから、余りカウンセリングみたいなことをしなくなって、相談も乗って上げれてなかったのですが、教えて貰わないと、自分では中々分からないものですね。

だから最近はやっぱり教えなきゃいけないかなと、教えるようになって来ている。

 

人は大きく二つのタイプがあり、一つは師につかず、独学的に学んでいくタイプの人。もう一つは、師について学んでいくタイプの人。

これはタイプが違うと言うだけで、どっちが凄いも何もないですが、私はどちらかと言うと、宮本武蔵の様に、一人で色々考えたり、閃いたりして、色んなことを発見していくタイプです。

イチローのお父さんとか、タイガーウッズのお父さんとか、横峯さくらのお父さんとか、亀田さん兄弟のお父さんとか、一流選手に育てた親も、そういうタイプが多い。

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外の世界に出よう

イチローがイチロー杯の閉会式で、

「今は先生よりも生徒の方が力が強くなっている。自分自身を自分で鍛えて欲しい。外に出て初めて分かる世界がある。」

と言っていましたが、外の世界に出ない限り、絶対分からないことは数多くある。

 

子供の内は、海も見たことが無ければ、雪も見たことがないとか、学校に行ったことがないとか、働いたことがないとか、色んな未体験や知らないことがありますが、

これが大人になると、ある程度のことを経験し、知識を得、初体験みたいなことが少なくなって、次第に人生とは大体こんなもんかな、というようになってくるでしょう。

しかし実際は、自分がそう思っているだけで、実際に知っていることは、ほんのわずかでしかなく、ただ単に自分のワンパタン、現状維持をくり返しているに過ぎない。

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順風満帆には行かない

上手く行っている人、成功しているような人も、順風満帆に行っているようでもそうではない。表には出していないだけで、色々な問題や悩みを抱えていたりする。

1月3日の朝に、しくじり先生の多分再放送だと思いますがやっていて、ちょっと見ていましたが、品川庄司と南海キャンディーズのが良かったです。

物凄く仲が悪かったのだけど、お互いを認め合えるようになり、仲が良くなった。

 

また品川庄司は、売れていたからお互い上手く行っていたと思っていたのですが、実は違っていたために、後に解散の危機となる。これが中々難しい所で、普通誰だって売れるなど、結果を出していれば、上手く行っていると考えるものですが、そうではないことがあり、その判断が非常に難しい。

その所も少し参考になるかもしれない。

 

南海キャンディーズの山ちゃんも、性格が悪かったのかもしれませんが、弱点をさらけ出し、感動しましたね。

それとしずちゃんが必要だと考え、人気だったしずちゃんを引き抜くために山ちゃんがやっていた行動は、成功法則に繋がる。

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ジャイアンのすすめ

私は子育てというのをしたことがないのと、子供が身近にはいないので、どこかで親子などがいたら、どうやって子育てしているのか、どういう対応しているのか、またどういう反応するかなどに興味があって、チラ見している。笑

ちょっと前のことですが、ご飯食べている時に隣にいた親子で、ちょっと面白いなと思ったのが、小学生4年生ぐらいの女の子が、多分ガチャガチャかなんかやりたくて、お母さんに「一生のお願い!」って言う。

「もう一生のお願い使っちゃうのか!笑」

と思って見ていたのですが、結局お母さんはそれに折れて、お金あげてました。

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