体の感覚ありますか?

体の感覚ありますか?と聞かれれば、

「体の感覚?そりゃあ~、ありますよ。」

と思うかもしれない。

しかし、例えば超一流のアスリートであれば、ミリ以下、グラム以下を感じ取る感覚を持っています。そこから考えれば、スポーツをやっている人であれば、そうした体の感覚を磨いていくことが重要であることが分かるし、そのレベルが低ければ、当然パフォーマンスのレベルも低い。

 

例えば筋肉がパンパンに張っている事すら気が付けなければ、体のコンディショニングがわからないのだから、体に合ったトレーニングや練習をやる事は不可能だし、道具の重みのことなど感じ取ることも出来なければ、怪我をすることは当たり前。

また背骨をどう使うか、肋骨をどう使うか、肩甲骨は?骨盤は?股関節は?、何て言う事も考えないし、インナーマッスルなども、永遠に使える様にはなれない訳です。

 

もちろん「私はスポーツやっていないから関係ないや」、と言う人でも、当然体を使って生きているのだから関係している。

よくスーパーで商品を落としても、全く気が付かないおばさんがいますが、あれは性格の問題と言うより、感覚が鈍っているためです。

そのため体の感覚の鈍い人は、

安心して下さい!将来そうなりますよ!笑

ちなみに感覚が鈍れば、それに合った性格になる。感覚が鈍いのに、細かな気配りなどは出来ません。

 

肩がこっているのに肩こりを感じない人がいますが、それは体のサインを感じることが出来ないためです。だからそういう人は、何かあっても一切対処することは出来ない。

例えば運動不足や部分疲労、栄養のアンバランスなどがあっても、その問題に気が付かず、それをやり続け、ツケがどんどん溜まってしまう。

そのため本人が気づいた時には、取り返しのつかないぐらいの大きな病気や関節痛などになることが多いのです。

痛みさんも、主人にいくら言っても聞いてくれないなら、これじゃダメだと思って、小さく教えるのではなく、力を溜めて大きく教える。

 

多くの人は痛みが無ければ健康、あれば不健康のような考えを持っていますが、特に今の時代は健康な人は少ないので、痛みがなくても、それは体の感覚が鈍くなって、体の問題に気づいていないからかもしれない。

また肩こりなどの痛みが多少ある人の方が、全く痛みの無い人よりも健康であることもよくあるので、痛みがあるないかだけでは、健康かどうかの判断はできませんし、痛みがあるかないかで判断しようとする人は、感性もない。

健康かどうかの判断は案外難しいですが、少なくても痛みがあるかないかで考えるのではなく、体の声を聞く。またそれを無視しない。

そうしたことをすることによって、健康面やスポーツだけのことでなく、感性も身について来るし、子育てなど色々繋がって行きます。

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