長所を生かせていますか?

自分の長所と言うのも、中々分からないものですが、長所をよく理解すれば、長所を生かすことが出来る。

自分の長所が何かを知るには、常に自分に問いかけと観察を続けていくことや、周りの人のアドバイスなどですが、一つは長所と短所は裏表の関係にあるので、そこから考えて行けば、自分のことがよく分からないという人でも、見つけることも出来るかもしれません。


 

たとえば神経質と言う短所なら、事細かい作業や、細かい所に気づける長所があり、大ざっぱと言う短所なら、大胆さ、ちょっとしたことに動じないメンタルなどの長所がある。

また都会であれば、人込みが多く、空気も汚いですが、その反面色んな人が集まっていて、仕事や勉強、遊びもしやすかったりする。

逆に田舎であれば、何もないですが、その分自然があったり、空気が綺麗だったり、落ち着ついてゆっくり過ごすことが出来たり、といったことがある。

 

全てが陰と陽、裏表の関係だったりするのと同じように、長所と短所にも、陰と陽、裏表の関係があって、こうしたように見方を変え、短所を長所に変え、長所を生かせるよう心掛ければ、上手く行ったりする訳です。

そう考えると、たとえ短所があったとしても、それ程気にすることも無かったりする。

私はこういう性格で悩んでいる、と言っても、短所があるなら長所も必ずあるので、あとは発想を切り替えるだけなのです。

 

自分は我儘だという人でも、もしかしたら自分に正直にいようとする人かもしれないし、周りに流されない力を持っているかもしれないし、人とは違う考え方を持てる人なのかもしれない。

という具合に見方を変えれば、色々出て来ます。

また現時点では、自分に正直でも無かったり、周りに流されやすかったりなどがあっても、発想を切り替えた取り組みをすることによって、長所の面が育って行き、短所が気にならなくなっていきます。

そのため子供なんかは、短所は余り気にせず、長所を伸ばせと言われたりしています。

 

しかし一般的には、短所の所に焦点が当たり、それだけで終わったり、長所を十分に理解せず、活かし切れていなかったりする。

人の短所が気になって、それを注意するみたいなことはよくあるので、よく分かると思いますが、長所を十分理解しなければ、折角いい面があっても、もったいないことが起きてしまいます。

また逆に、長所を無視して、違うことをやろうとすれば、上手く行かないものです。

だからこそ自分の性格的なことや、環境的なことにしても、最大の長所は何なのか、長所を最大限活かし切れているのかを、問い正し、常に確認する必要がある。

 

それをしないと、人はつい周りに流される。

そうすると自分を見失ったり、大きな夢や目標を叶えられなくなったりする。

また慢心や過信、傲慢な気持ちは、冷静な判断が出来ず、自分を見失いがちになるため、たとえ一時的に感情的になったとしても、心を落ち着かせ、観察する必要がある。

 

是非とも長所を見つけ、長所を伸ばし、長所を最大限活かしてみてください。

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