人は色んな影響を受け、また与えてもいるのですが、それにも関係していることで、関連性と言うのもある。
たとえば自信がある人は、自分に何らかの力があって、自信がある、また自分が存在していると考える。
もう少し違う言い方をすれば、自分は紫色だとすれば、「自分という人間は、紫なんだ!」と考えるのですが、実は違うんです。
何故なら、必ず相手との関連があって、自分がいるからです。
たとえば自分は金持ちだとする。
しかし、金持ちが成立するには、貧乏人がいなければ、それが成立しない。
同じように自分は頭がいい、力が強い、など色んなことがありますが、それも全て、相対的な関係があって、そう思っているに過ぎない。
だからそれらは全て絶対的なものではなく、相対的なものに過ぎないのです。