陸上をやっている中学3年生の女の子。中学1年から記録が伸びていなく、去年は中体連に出場も出来なかった。
今年も太もも裏の肉離れ、股関節痛、膝裏の痛みがあり、病院や整骨院などに通ったけれど、中々良くならず揺らぎ整体に来てくれました。
1年生の頃は記録が良かったけど、それから全く記録が伸びないというのは、旭川で見てきたケースでは、ほとんどの場合、疲労の溜まり過ぎが原因です。
それを取り除かないことには、練習した所で怪我するだけで、記録は伸びません。
この子も疲労が溜まり過ぎていたのと、間違った練習法に取り組んでいたのが、記録が伸びず怪我をした原因でした。また「今まで何を練習して来たの?」と思うぐらいにフォームも酷い。
大会まで日にちがなかったので、疲労を取り除き肉離れの問題を改善させることと、力を抜いた走りをさせるようにしました。
疲労を回復させれば筋力やスタミナがが増し、力が抜ければ技術が向上するので、練習不足をこれで補う。
結果は一つの種目はベストタイムを出し、旭川の地区予選で3位と優勝。
本人は一体何が起きたのか、よく理解出来ていなかったようです。
今までのやり方であれば、ベストタイムどころか、出場も出来なかった。仮に出たとしても、6本のレースに出られるコンディションではないし、ベストタイムからは程遠いはずでしたから無理もありません。
スポーツ障害症例