4/11のセミナー内容 3

今回は、他にも色々やりたいことがありましたが、脳トレになってしまったので、最後に「相手に合す」ことの続きで、言葉を使った合わせ方、言葉の違いについて行いました。

同じ言葉を発するにしても、発する人のイメージや態度によって、全く変わってしまう。

例えば挨拶は、元気にすればいいと思われていますが、自分が偉いと思っているおじさん、筋トレをしているマッチョなインストラクターなどは、気づかない内に、威圧的な挨拶をしまいがちになっています。

それでは反発を受けるか、相手を潰してしまう。

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4/11のセミナー内容 2

ボディワークは、体が緩むと重くなることの体感。

赤ん坊は体調が悪くなると、体重は同じでも不思議と体が軽くなります。もちろんそれは大人でも同じ。

普段から力が入っている人、緊張している人、体が凝り固まっている人、心配事がある人、病気がちな人は体が軽くなっています。だからそれをもっと、リラックスさせなければなりません。

いくつかのワークを行って、体を緩ませると、皆体が重くなりました。

重くなるというのは、後ろから体を持ち上げると、重くて持ち上げられなくなるのです。

 

次は、その体の重みを生かした体の使い方。

ペアになって、もう一人が、後ろから子供を持ち上げる時のように、脇に手を入れる。それに対し、力を抜いてしゃがむ。

上手く体の重みを使えると、抵抗されても相手は崩されてしまいます。

この時しゃがむ人は、前かがみにならず、真っ直ぐしゃがむ。また後ろから押さえる人は、腕ヂカラだけでは、当然体重に負けてしまうので、前腕はほぼ垂直に肘を深く曲げ、体をぴったり近づけ、腰を落とす。

体重が重ければ当然重いのですが、体の重みを使えると、女性のような小柄な人でも、崩すことが出来ます。

 

普通の人はまず出来ませんが、毎回セミナーに参加してくれている方は、体の使い方が上手くなってきたので、直ぐ出来ていました。

またこういうのをやろうとした時に、大抵の人はスピードを付けてやりがちですが、スピードは必要ないし、スピードを付けてやるものは、間違っている。

 

これよりも更に、脇に入れた手を、肩と踵が浮くぐらいに上に持ち上げ、完全に重心が上がった状態でこれを行うと、難易度が増します。

これはちょっと難しい。

4/11のセミナー内容

誰でもそうなのですが、どうしても無意識の内に、思考の枠を作ってしまいます。また自分にブレーキをかければ、枠を作ることにもなる。

その枠が気になって、固定概念や常識を打ち破り、枠を取っ払わうため、急遽脳トレのような問題を出しました。

こういうのは気づけば簡単なのですけど、気づくまでが難しいですね。

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